起動中のサービスを知る
己を知り、敵を知れば百戦危うからず ----孫子
ということで、とりあえず己を知るために、
サーバーのサービスの状態をチェックしよう。
環境
- fedora7
- インストールパッケージは開発ツールのみ
- サーバーの操作はテキストベースのクライアント*1から行う
- 主にwebサーバーとして運用する
参考
- 2ch-LinuxBiginnersのデーモンの項目が基本
起動中のサービスをグラフィカルに知る
ntsysvコマンドが似非GUI操作で見やすく設定しやすい!
これは・・・便利だ!
注意
- ntsysvでは起動中のサービスは停止しないので、設定後は再起動等をかけてやる
- 現在起動中のrunlevelのみの設定なので細かい指定はchkconfigで行う
起動中のサービスのメモ
- *:削除
- ?:保留
- -:維持
サービス名 | 機能 | 殺してもok? | memo |
---|---|---|---|
ConsoleKit | トラッキングシステム? | ? | 殺してもヨサゲだ |
anacron | crond遅延実行用 | - | cronが実行できなかったときにあとで動くらしい |
atd | atコマンド用 | * | |
autofs | 自動マウント | - | 立ち上げたてなので様子見 |
avahi-daemon | mDNSを通してネームレゾリューションを提供するデーモン | * | ちょっと理解不能 |
cpuspeed | SpeedStepテクノロジ有効化 | - | 気分良し! |
cups | プリンタサーバー | * | 印刷はgmail経由で |
crond | cron | - | |
dhcdbd | DHCP D-BUSデーモン | * | |
firstboot | 初期システム設定ユーティリティ | * | 安定後は不要 |
gpm | コンソール用マウスサーバー | - | |
halddaemon | ハードウェア情報収集サービス | - | 必須らしい |
hidd | Bluetooth HID daemon | * | いらん |
iptables | iptables | - | firewall |
irqbalance | マルチCPU環境でセカンドCPU以降も割り込み処理を行える | - | 必須 |
kudzu | ハードウェア検出ツール | - | 安定まで保留 |
mcstrans | This starts the SELinux Context Translation System Daemon | * | 不要 |
mdmonitor | RAID の状態監視サービス | - | RAID使ってるので |
messagebus | アプリケーション間(サービス等)のメッセージを送るデーモン | - | 必須らしい |
mirocode-ctl | インテル系CPUのマイクロコードをアップデートするツール | - | core2duo必須 |
netfs | /etc/fstabを参照しNFS,SMB,NCPのネットワークファイルシステムをマウントするサービス | - | SMB使う予定 |
network | ブート時にネットワーク・インターフェイスを初期化 | - | |
nfslock | NFSでファイルロックを行うためのサービス | ? | netfsに影響あるかも?調査 |
ntpd | ntpサーバー | - | |
pcscd | PC/SC Smart Card Daemon | * | |
readahead-early | 前もってファイルをページ・キャッシュに読み込む | ? | 必要そうだけど・・? |
restorecond | ファイルやパスに対して適切なラベルを付与するデーモン | ? | 要調査 |
rpcbind | ? | ? | RPC関連 |
rpcgssd | ? | ? | RPC関連 |
rpcidmapd | ? | ? | RPC関連 |
sendmail | メールサーバー | - | 苦渋の選択 |
smartd | HDDの障害予測サービス | - | 気休め |
sshd | sshサーバー | - | |
syslog | logを記録 | - | 必須 |
xfs | xFontServer | * | x使わないので |
(気が向いたら更新中)
ひとまず
上記の殺せるリストをchkconfilg *** offで停止させて、再起動したところ
特に問題なく起動しました。
良かった良かった。